有機ELや太陽電池材料、バイオ医薬品などへの応用をめざして、できるだけ廃棄物を発生させず、生産コストが効率的な環境に優しい有機化合物の生成技術を研究しています。
応用化学コース
発光や省エネなど高機能の有機化合物を開発し環境に優しい製品の実現に貢献する
界面活性剤の生体物質との相互作用を研究
界面活性剤は、化粧品や医薬品などさまざまな製品に利用されています。このような界面活性剤が引き起こすタンパク質の構造変化を指標にして、界面活性剤の挙動を研究しています。
教授 森山 佳子
温度差・濃度差による移動現象や密度差・サイズ差による粉体の流れを追求し、化学工業や廃棄物リサイクルの常識を変える
1/100万㎜のナノサイズ粒子を研究
ユニークな性質をもつナノサイズの粒子を研究しています。ナノサイズの金属 微粒子をつくり、光触媒としての能力や溶液中での挙動を調べます。
セラミックスの合成と物性評価
セラミックス表面に現れる色彩の要因となる物質を特定し、色彩の形成メカニズムを検討し再現を試みています。伝統セラミックス技術を最先端の材料開発に生かす研究を行っています。
教授 草野 圭弘
助教 牧 涼介
温度と磁場を武器に自然の神秘に迫る研究
絶対零度に限りなく近い極低温から、地球磁場の数十万倍もの強磁場まで、実験室内で実現し自然の神秘に迫る研究に取り組んでいます。それを基に、未来作りや地球保護に関する応用技術の開発を行っています。
教授 重松 利信
バイオテクノロジーコース
微生物の機能を新たな物質や食品の開発、環境保全に活用する
私たちの周りには、ワインやお酒、味噌しょう油、ヨーグルトなどの微生物の発酵を利用した食品が数多くあります。発酵とは、微生物の機能を利用して食品や医療品など、人の生活に役立つさまざまな物質を作り出すことです。また微生物の機能を利用すると、有害な重金属や化学物質を取り除き、きれいな環境を作り出すことができます。
教授 滝澤 昇
生体関連物質の簡便な測定方法を研究
酵素や抗体などが有する特異性を利用した簡便な測定方法(バイオセンサ)、 測定装置(バイオデバイス)の研究・開発を進めています。
准教授 永谷 尚紀
アクアバイオコース
好適環境水を用いた未来の魚工場をめざす水生生物の神秘を、300t養殖水槽で研究
日本最大級(380t)の閉鎖循環式水槽施設で魚類など水生生物の成育について研究します。有益なろ過細菌の利用により、数年単位での飼育水の無換水化に成功しました。
准教授 山本 俊政
コスメティックサイエンスコース