卒業生インタビュー
ALUMNUS INTERVIEW
alumnus interview
卒業生インタビュー
興亜耐火工業株式会社
深町 建太さん
Q
応用化学科を選んだ理由
A
自分が普段から使っているような製品にどのような材料が使われているかに興味があり、大学では材料化学について学びたいと思っていました。岡山理科大学の応用化学科では、幅広い分野で製品や材料の開発に関する研究ができると思い、応用化学科を選びました。
Q
応用化学科のおもしろさ・魅力
A
講義では計算や化学反応式など理論的な内容が多いですが、具体的にそれらの知識が社会でどのように応用されているかといった実用的な話に繋がっていくのがおもしろいところだと思います。
Q
所属ゼミ・卒論テーマ
A
セラミックス材料学研究室に所属し、「Al₃BC₃試料の熱的特性評価というテーマで卒業研究をしました。
セラミックス材料学研究室は、セラミックスの結晶構造や生成過程について研究しているゼミです。草野教授と牧助教授共に親身に接してくださるので、とても居心地よく研究できるゼミだったと思います。卒業研究ではAl₃BC₃という耐火材料が1000℃を超える高温でどれだけ膨張するかや、どれだけ熱を伝えやすいかを調べました。この研究は企業である岡山セラミックスセンターとの共同研究で、大学の研究室にはない機器を使ったり、職員の方と一緒に研究を進めたりすることができ、とても貴重な経験になりました。
Q
就活のエピソード
A
現在勤めている企業ですが、就活中に就活サイトで見つけて、とても気になっていた企業でした。そこで企業について調べていたところ、興味を持っていた会社を偶然紹介してくださり、採用試験を経て無事に採用を決めることができました。
Q
今の仕事について・学生時代の経験
A
今働いているのは耐火レンガを作っている会社で、そこで新規材質の開発や品質検査をしています。大学のゼミと同じ分野の仕事ということもあり、ゼミで行った試験の操作方法や勉強した知識が仕事に活きることが多いです。
Q
応用化学科を目指す後輩に一言
A
講義では基礎的な所から丁寧に教えてくださいます。学べる分野も幅広いので、将来の選択肢も多くなると思います。