学生インタビュー
STUDENT INTERVIEW
STUDENT INTERVIEW
学生インタビュー
セラミック材料学研究室
村瀬 正さん
Q
応用化学科を選んだ理由
A
私はモノづくりを通して社会に貢献したいと思い応用化学科を選びました。応用化学科では、化学の基礎理論を学ぶだけでなく、それを実際の技術や製品にどのように応用できるかを学べ、実社会で役立つスキルを身につけることができると思ったからです。また、製造やエネルギー、環境、医薬品などに関連したカリキュラムを受けることで自分の興味や適性に合った職種が見つけやすく、新たな自分を発見できる学科だと思ったからです。
Q
2. 応用化学科のおもしろさ・魅力
A
岡山理科大学の応用化学科の魅力は、その多様性と実践的な学びにあります。応用化学科では、化学の基礎知識から応用技術まで幅広く学ぶことができ、例えば新素材の開発や環境問題の解決など、社会に直結する課題に取り組めます。また、最先端の研究設備や産業連携の機会を通じて、理論だけでなく実践的なスキルも習得できる点が非常に魅力的です。これにより、卒業後には多岐にわたるキャリアパスが開かれていることも大きな特徴だと思います。
Q
所属ゼミ・卒論テーマ
A
セラミック材料学研究室に所属し、「青色ガラスの作製条件と微細構造」というテーマで卒業研究をしました。
私たちの研究室では、独自の研究だけではなく共同研究も活発で、私自身も滋賀県のガラス工芸作家と共同研究しています。ガラスの色は、主にCu、Mn、Feのような遷移元素イオンに起因し、元素により様々な色が現れます。私は、無色透明となるガラス原料にFeを混ぜることで現れる色ガラスについて、作製条件および微細構造と色の関係を明らかにする研究を行っています。
Q
就活のエピソード
A
私は学生時代から「誰かやチーム」を支える縁の下の力持ちとして活躍してきて、社会人では将来の科学や技術の発展に貢献することを軸に就職活動を進めました。就職活動において最も苦労したのは自己分析でした。自分自身を客観的に見つめ直し、長所や短所、将来の目標を明確にすることが非常に難しかったです。過去の経験を振り返り、それぞれの経験から学んだことを整理し、友人からのフィードバック、適性診断テストなど、多角的に自分を理解する努力をしました。自己分析を通じて、自己理解が深まり、自分の目指すキャリアビジョンを明確にすることができました。
Q
応用化学科を目指す後輩に一言
A
今はまだ、将来どんな風に活躍しているかは想像できないと思いますが、様々なカリキュラムを受けていく中で、自分の興味や目標が見えてくると思います。ぜひ、応用化学科で新たな自分を見つけてみてください。